全県行事

新たな峰を目指す年に！！

４月２３日（土）、ボルファートとやま（富山市）において１２０名の出席で富山同友会第三十二回定時総会を開催しました。　今年は、昨年の創立３０周年の節目を経て、新たな峰を目指す年となります。

冒頭、中曽根代表理事より「２１世紀型企業づくりを推し進めて強靱な企業を増やし、９月の富山・青年経営者全国交流会を成功させよう」とのあいさつがあり、総会議事に移りました。２０１１年度の活動方針、同予算案、同役員体制等の全議案が大きな拍手で採択され、９月青全交を成功させた後、第六次中期ビジョン策定準備に着手することを確認しました。また、今回は特別に東日本大震災への救援内容（物資と義援金等）を報告すると共に、大震災による緊急影響調査の結果報告と自助努力による経営防衛アピール、および県への要望事項を承認しました。

圧巻の記念講演

第二部の記念講演は、㈱山田製作所代表取締役の山田茂氏（大阪同友会副代表理事）に、『めざせ！地域の中で"ポッ"と光る企業を』と題し講演いただきました。
名もなく汚かった町工場を、海外からも年間１８０社９００名もの見学者が殺到する「注目の企業」への大転身を遂げたストーリは圧巻でした。また、それ以上に、その大転身を遂げたことによって大東市の地域経済活性化（大東市地域産業振興基本条例策定過程）に中心的に関わっているとする報告は、「労使見解」を学び実践することの真の意味が理解できると共に、参加者の中小企業家魂を揺り動かされた創立三十一年の新たなスタートにふさわしい内容でした。

９月青全交に向けて決意新たに

第三部は今回の大震災を受け、従来の「懇親パーティ」を急遽九月の青全交の成功をめざす"交流会"と内容を変えて行いました。６００名規模の青全交をどう成功させるのか、実行委員会の各部会長・正副実行委員長からの熱い思いを訴えてもらうと共に、成功に向けた富山同友会会勢必達ＰＲや山田氏の報告への熱い感想などが交流されました。