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高岡支部

小林 暢嗣 会員

小林 暢嗣(2016年入会・高岡支部

小林 暢嗣
エステック株式会社電装事業部

939-1119 富山県高岡市オフィスパーク2

TEL: 0766-50-8262 / FAX: 0766-50-8263

業種: 放電加工機・マシニングセンタ及び射出成形機、工作機械の設計・製造

多様性ある社員と共に、新しい仕事づくりに挑戦!」

事務局が企業訪問してきました

今回は高岡支部南グループ主催の会社訪問に参加させていただきました。
訪問先は、2016年に入会された小林暢嗣さん(エステック株式会社)です。
高岡支部の各地区ごとに開催されている会社訪問(会社見学&経営環境レポート発表)は回数を重ねるごとに人気が出ており、今回も11名の参加でした。

会社見学

高岡の問屋センターから、平成29年4月オフィスパークに移転されました。工場内は天井が高く開放的な空間で、全体的に明るい色合いで統一されているせいか、なんだかほっこりとした印象。

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女性社員さんが多いというのもうなずけます。床がフローリングになっていることに驚きました!理由を尋ねると、「社長のこだわりなんですが、通常のコンクリート床のままだと、足元がとっても冷えるんです。膝にもよくないし。」なるほど、やっぱり女性に優しい心配りなんですね。

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同社は電気設計や、放電加工機・マシニングセンタ及び射出成形機に使用される制御装置の製作などを行なっています。今回見学させていただいたのはハーネスの組み立て作業、制御装置への配線組み立て作業などを見学させていただきました。

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とっても細かな部材を取り扱うため、神経を集中させながらのお仕事。仕事中は集中しているため、割と静かな工場内ですが、その分休憩時間はお菓子が飛び交い、とっても賑やかだとか笑 ここでもやはり女性パワーですね!(ちなみに小林さんにもたくさんお菓子のおすそ分けがあるそうです。社員さん達に愛されている小林さんです。)

障がい者雇用にも挑戦し、現在1人雇用できました。精密さと忍耐が必要な作業に能力を発揮し、がんばってくれているそうです。

経営環境レポート発表会

平成22年3月に開業。7月に現在のエステック (株)を設立した同社。前述の通り、設計、組み立て、機械の調整、検査などを行なっています。現在は直管型LED蛍光灯や充電式LED投光器等、LED関連製品の販売と自社開発製品の販売も行なっています。

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「社員数は正社員・パートを含め87名、プラス、海外からの技能実習生が6名おります。"テクノロジーによる問題解決(Solution by Technology)"を社是に掲げています。」
同社の特徴は、
①海外展開: ケーブル製作などをベトナムの協力会社に発注
②IT化:CADによる図面の3次元化や、社内でもペーパレスをすすめていて、図面はそれぞれの工程に置いてあるタブレットで確認できるようになり大幅な効率化がはかれた
③異業種とのコラボレーション:同業者からの業務委託も請け負ったり、多角化を目指し、異業種とのコラボも積極的に行なっている

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「ものづくり業界はどこもそうかもしれませんが、私たちの仕事も貿易摩擦の影響が今後かなり出てくると予想されています。この先の見通しが立たないというのが現状です。ですが、業界全体が好調なため、毎月のように原材料の値上げがありますが、リーマンショックの折に会社設立しているため、おかげさまで創業から見るとわずかにプラス成長です。
電装製造に関して言えば、県内には10数社ほどあり、一部企業とは協力しあっています。今後の見通しとしては、関西圏の仕事を増やしていきたいと考えています。
海外からの技能実習生は主にベトナムから来てもらっています。彼ら彼女らは、3年間勤めたあとベトナムへ帰国し、パートナー会社で働いてもらっています。将来的にはベトナムに会社を立ち上げ、そこで幹部社員として働いてもらいたいと考えています。」

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以前同友会の夢づくりフェスタでも販売していたスノーダンプやヒートベスト(腰巻)は、異業種とのコラボで生まれた商品です。ネット販売も始まっています。下請けの仕事に頼ってばかりではなく、自分たちで企画設計し、販売まで行えるようになりたいと思ってチャレンジしています。まだまだスタートしたばかりなので、売り上げはまだまだですが、これからも挑戦し続けたいと考えています。」
「女性社員が多いこともひとつ特徴ですが、障がいがある方も働いてくれています。高専との共同研究や、インターンシップ受け入れにも取り組み始めました。現在は1〜3名ほど新卒を受け入れていて、中途採用は随時行なっています。入社したあとは月に2回程度、技能基礎講習を受けてもらったり、日中就業時間を使って資格勉強の時間を確保したり、一人前になってもらうためのフォローはしっかりと行なっています。資格取得手当ももちろんありますよ。」

質疑応答

Q.女性社員が多いことに驚いたのですが、仕事の内容的に女性の方が向いているんですか?
A.部門によっては力が必要な作業もあるので、本音を言うと男性社員もほしいんですが、働きやすさという面で女性からの応募が多くなっていると思います。なるべく残業がないように努めているため、ほぼ全員が定時の17時には仕事を終わっています。ですので、家庭がある人には特に働きやすいと思います。組み立てだけでなく、最近では設計部門でも女性社員が活躍してくれるようになってきました。

Q手作業による組み立てが中心でしたが、今後も機械化は考えていないんですか?
A自動化が難しい作業ということもありますが、自動化したからといって急激にコストパフォーマンスが上がる仕事ではないため、今のところ機械化は考えていません。

Q御社のエンドユーザーは?
A実は、うちの製品のエンドユーザーが見えにくいというのがひとつの課題でもあります。自動車業界、航空業界、物流業界、色々なところで活躍している製品なので、景況の影響を直接受けにくいことは強みです。また、小ロットで多品種製作できることも強みですね。

Q本社は福井ですが、なぜ高岡に?
A独立したきっかけはリーマンショックです。私の⽗が独⽴する前に務めていた会社で、高岡にあった部門のスタッフを中心に早期退職候補になりました。
「まだまだ働ける社員達と共に、新しい会社を創ろう︕」と設⽴したのがエステックです。ちなみに私は福井県出身です。

Q自社開発製品が占める売り上げの割合は?
Aまだまだスズメの涙です。今ようやく形になってきた状態ですが、ゆくゆくは部門をつくって自社製品の開発と製造を行いたいと考えています。

Q社内の人事評価制度の仕組みはありますか?
A作業達成率など一応はありますが、まだまだオープンにはなっていないかもしれません。オープンになっていない=自分の成長ステップアップが見えないことが課題です。今後社長とともに検討していきたいです。

Q海外実習生はいつから受け入れているんですか?
A今年で第5期生です。5年継続していることで、新たな課題が出てきました。先輩がいる分、先輩が通訳になってくれていることで、新しく入ってくれた子達がなかなか日本語を覚えてくれないんです(笑)やはり、仕事だけを覚えるだけでなく、日本語を学ぶことで、将来教師や通訳の仕事という選択も手に入れてほしいと思っています。海外実習生はみんな仕事熱心ですね。

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編集後記

せっかく撮らせて頂いた集合写真がピンボケですみません(泣)同社の創業の経緯をお聞きしたのは実は初めてで、小林さんのお父様である小林社長の人情味溢れる決断と、想像を絶する覚悟に感動しました。また、自社の強みを生かした新たな仕事づくりや、女性の活躍・障がい者雇用にも積極的に挑戦する姿勢に、これからの時代を生き抜く強靭な中小企業のあるべき姿を学びました。いつもニコニコ、頼りになる小林さん!ありがとうございました!
(2018年10月16日訪問 文:事務局 河崎)
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