同友会ニュース−企業訪問

新しい出会いや気づきを大切に、ひとりの人間として成長できる場を

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【キラキラ輝く富山の女性シリーズ(2)】

(有)加納造園 取締役 加納朱美会員(城南支部) ・女性部会長

        インタビュー:福崎秀樹会員(城北支部 情報化推進本部長)
            撮影:田原一行会員(城南支部 情報化推進本部委員)

加納造園さんは女性比率が高いそうですね?

 当社は昭和30年代に個人創業し、平成4年8月3日に法人化しました。先々代社長にあたる主人(故人)が、「これからの造園業は女性の採用に取り組まねば」と考え、平成9年にパート希望の女性を初めて採用し、平成10年頃に四大卒の女性を採用しました。当時、ハローワークの求人票に女性可と出ていたのはウチを含めて2社ほど。まだまだそんな時代でした。
現在の社員構成は、社員数7名のうち男性4名女性3名で比率としては高いほうだと思います。

加納さんは突然会社を引き継ぐことになったと伺いましたが?

 私は平成2年に経理として会社に入りました。平成21年に主人が病気で亡くなった時には目の前が真っ暗になり会社を閉めようかと思いましたが、社員から「仕事は私達がしますからここで働かせてください」と言われ、迷いつつも続ける決断をしました。彼らはそれぞれ資格を持ち、他社へ行くことも独立することも出来たにも関わらず、です。

 代表になったものの、精神的に落ち込み1〜2ヶ月は会社に行けませんでした。その時に社員から「社長には笑顔でいてほしい」と言われ、自分自身しっかりしなくてはいけないと思いました。会社にいるときは忙しくて不安はありませんでしたが、家に帰って独りになった時、「私はこの先何のためにやるのか」「何がしたいのか」、自分自身を見つめる日々でした。

 徐々に気持ちが落ち着いてくると、社員が安心して仕事が出来るように絶対につぶせない、会社を継続していかなくては!と考えるようになりました。そこで、平成21年7月、全社員の前で「会社を継続していくために次の後継者を作りたい。誰か立候補する人はいないか」と尋ねたところ、二人が手を挙げてくれました。現在、取締役になってくれています。  3

同友会との出会いは?

 もともと主人が会員で、それを引き継ぐ形で入会しました。当時、主人が同友会に出かける時は何かうれしそうでした。あるとき何が楽しいの?と聞いたら「新しい知識が得られるから」と言っていました。ですから同友会の存在は以前から知っていました。

 会員交替したものの参加するには勇気が要りました。そんな時、前事務局長の山崎さん(現政策担当室長)が2〜3度会社に来てくれ、私の不安を聞いてくれました。また同じようにご主人を亡くされ会社を引き継がれていた小柴さん(螢魁璽献鷁馗后砲鮠匆陲靴討發蕕ぁ⊂しづつ参加するようになっていきました。  2

今年、代表取締役を譲られたそうですね?

 手を挙げてくれた二人のうちの一人に今年代表取締役社長を、もう一人に代表取締役専務として譲ることが出来ました。
私は代表を退き、一歩下がった立場で会社をみることになります。願いとしては二人に名実ともに社長、専務になってもらい、いままで以上に成長した社員の姿が見たい。そして、社員一人ひとりが可能性をつかむ人になってもらいたいと思っています。そのためには当然、経営内容もよくしていかなければと思っています。

女性部会長として大切にしていることは何でしょう?

 我が社は全員でひとつというイメージです。主人からは「豊かな人間関係を築く大切さ」を教えてもらいました。人と関わるから今がある、外に出て新しい出会いをもつことで弱いところも見せながら進んできたし、人に助けられてきたという実感もあります。

 これは同友会でもまったく同じです。私が会社を継承したとき山崎さんや小柴さんにどれだけ励まされたかわかりません。いま女性部会長という重責を預かっていますが、男性女性を問わず新しい出会いや気づきを大切に、一人の経営者として、さらに人間として成長できる場をこれからも作ってきたいと思っています。

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