城北支部
中田 雄大 会員
中田 雄大(2016年入会・城北支部)
㈲中田保険事務所
930-0353 富山県中新川郡上市町法音寺4-2
TEL: 076-472-2191 / FAX: 076-473-1920
業種: 損害保険及び生命保険業
青年部で積極的に活動する中で、自分の新たな一面を発見できる
事務局が企業訪問してきました
富山同友会青年部には40歳までの若き経営者、次世代を担う後継者や幹部社員の方が所属されています。
「同友会の青年部ってどんな活動をしているの?」「どんな人たちが参加しているの?」という質問にお答えして、青年部会で活躍されるリーダー達をご紹介していきたいと思います!
誰に対しても礼儀正しく、読書家の中田さん。お仕事内容を教えてください!

損害保険、生命保険を取り扱っています。割合は損害保険が中心です。18歳で東京の大学に進学し、大学卒業後は生命保険会社に就職し、28歳まで東京に住んでいました。
実家がもともと保険業を営んでいたこともあって、金融業界には昔から興味はありました。ですが、小さいころからパイロットに憧れていて、今でも個人でライセンスをとって、いつかは空を飛びたいという夢があります。
保険業のやりがいは、何といってもお客様と直接接することができ、お役に立てるというところにあります。保険商品は困った時に力を発揮するものなので、もちろんどなたにとっても困ったことが起きないことが理想です。ですが万が一何かが起こってしまった時に大切なものを守れるよう、それに対する必要な備えをご提案することが私たちの仕事です。
保険業界はある意味日本国民全員がお客様でもあり、年齢性別関係なくお客様と関わっていくことができる、スケールの大きい仕事です。根本にあるのは「人が好き」という思いです。
東京から家業に入る形で富山に戻ってきましたが、この仕事に就いてから10年が経ちます。10年続けてこられたのも、"人が好き"、"この仕事が好き"という思いが強いからだと思っています。
金融関係やビジネス書を1週間で2冊読むことを目標にしています。もともと本を読む方ではなかったのですが、意識的に読書を始めたのは3年前ぐらいです。本から得られる知識がそのまま仕事に結びついているというのもありますが、法人のお客様も多いため、話のきっかけとなったり、本のおかげで人脈が拡がったりと知識以上に得られるものは大きいと感じています。
(中田さんはご自身が読まれた本の感想をFacebookにアップされていますが、とってもためになります。必見ですよ)
2016年に同友会入会と同時に青年部にも入会された中田さん。そのきっかけは?
寺下工業の寺下さんから、青年部会主催の例会に誘って頂いたことが同友会との出会いです。初めて参加してみて、経営者の集まりなのに、あまりにもざっくばらんに自社の経営課題を話し合われているグループ討論にはかなり驚きました。「こんな場があるのか」って。そのまま入会を決め、青年部にも同時に入会しました。
カドヤ商会の角柳さんが青年経営者北陸3県合同例会の実行委員長をなさっていた2017年から、僕自身も合同例会の委員として関わり始めました。正直、とても楽しかったです。福井や石川など他県の青年部メンバーと関わる中で、他県と比較して自県の青年部はどうか?という視点を持つことができました。
また、青年部は全国の横のつながりが非常に強いです。ある時、長野県で開催された中同協青年部連絡会という会議に参加し、たまたま一緒のグループになった岡山同友会の会員さんから、初めて会ったその場で色々とアドバイスをいただき、それがきっかけでとても仲良くなり、後日その方に会いに岡山まで行ってきました。
今までで1番印象深い青年部活動はなんですか?
やっぱり2017年の北陸3県合同例会です。その時の報告者である福井同友会の株式会社GAIA 石内ももよさんと僕とは年齢が1つしか違わないのに、大勢の前で堂々とスピーチされている姿に感動しました。
報告の中で一番印象深いのは、大切にされている人材育成に対する考え方の部分です。石内さんは採用面接の際には必ず「あなたは運がありますか?」という質問をされるそうです。これは松下幸之助氏が採用面接の際に必ず問う質問ですが、それを自社に取り入れ実践していらっしゃる石内さんはすごい経営者だと思いました。
そして、同じく石川の実行委員長であった石川同友会の萩野さんはその報告を聞いて、自社で即実践されたそうです。やっぱり青年部にはそういう熱量があって、そういうカッコいい人達と出会えることこそが青年部に参加する醍醐味ですね!!
昨年に続き、今年も実行委員長を務められる中田さん。意気込みは?

仕事においても、青年部という組織においても、周囲の人を巻き込むことはとても難しいと感じています。
昨年実行委員長を任され、一生懸命やろう!という気持は大きかったのですが、気持ちばかりが空回りし、蓋を開けてみると結局自分一人で全部やっていました。
福井・石川との打ち合わせも毎月ありますし、みんなに負担をかけないよう、ヘンに気を使いまくっていた感があります。面倒くさいことは自分1人がやればいいと思っていたのですが、結果的にみんなを巻き込めず、一体感の無いまま終わってしまったという、大きな課題が残りました。
例年であれば実行委員長は単年度で交代なのですが、今回ばかりはこの課題をなんとしても乗り越えたいと、自分から2期目を志願し、今年も実行委員長を務めさせていただけることになりました。
昨年は自分から富山のみんなに情報発信出来ていなかったため、まずはそこを改善し、実行委員メンバー全員で情報共有を密にするところから始めたいと考えています。 実行委員長として周りにいい影響を与え、みんなを巻き込みながら例会を創り上げていきたいです。
これからの青年部について
青年部は本当に楽しいし、学べることはたくさんあります。ただし、自分が主体性を持って取り組めば、です。受け身だと正直しんどい(笑)頼まれごとは試されごと、と言いますが、正直やだなーと思うことも、やってみて振り返ると必ず自分の成長につながっています。
先日、青年部OBであるフクールの福崎さんに講師をお願いし、青年部でIT勉強会を行いました。これが非常に面白く、とても勉強になりました。青年部の中でも活動に積極的に参加している人と、そうでない人がおられますが、もっとみんなが主体的に参加できる勉強会や、企業訪問などの活動を増やしていきたいと思います。北陸3県合同例会の時に、報告者の企業訪問に参加したのですが、その方の人生観、何を大切にしているのかを知ることができました。
青年部で積極的に活動する中で、自分の新たな一面を発見できる可能性があります。自らの成長を求める方はぜひ青年部メンバーになりましょう!
(訪問日:2019年2月7日(木) 文:事務局 河崎)
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