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高岡支部

大瀧 修治 会員

大瀧 修治(2018年入会・高岡支部

大瀧 修治
株式会社たきでん 代表取締役

933-0804 富山県高岡市問屋町262-3

TEL: 0766-73-2218 / FAX: 0766-73-2213

業種: 電気設備工事の設計施工。省エネ設備の企画提案。既存設備の保守業務。

社員を巻き込んで、みんなが納得できる経営理念をつくりたい

事務局が企業訪問してきました

 今年4月に入会された、高岡支部 大瀧修治さん(株式会社たきでん 代表取締役)を訪問しました。
大瀧さんは入会後すぐに支部の経営理念塾を受講され、朴訥とした雰囲気ながらも強い意志を感じさせる人柄に、ついた名前が「高岡の高倉健」。
 2010年に創業され8年が経つ今、人材採用や社員教育に課題を抱えているという大瀧さん。
悩みながらも、社員と共に自社の方向性を確立したいと奮闘する姿を取材しました。

会社概要

 私達は電気設備工事の設計施工、省エネ設備の企画提案、既存設備の保守業務などを行っています。一般家屋内や商業施設の工事が主です。今年は電気代の値上げにともない、節電対策としてスーパー、ショッピングセンターの施工件数も増えてきました。 創業当時はやはり自分1人で打ち合わせから図面描き、施工まで全てやっていましたが、創業から8年がたち、ようやく組織ができてきました。社員数は6名で、一番若くて25歳、最高齢は64歳です。

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 趣味は釣りです。海釣りを26、27歳の時からやっています。お金がかからない遊びを探していまして、まぁやってみると、実際はそうではなかったですが(笑)始め、釣り好きな先輩について行って、あおりいかを釣りました。釣って楽しい、食べて美味しいし、これはいいなと思いました。従兄がすずき釣りをしていまして、一緒に釣りに行くとその時10匹、20匹とかかったため、その快感からすっかりはまってしまいました。釣りの趣味が経営につながるかと聞かれると...特にないですね(笑)

同友会入会の経緯

 今年の初めに社内で色々と問題が発生し悩んでいたときに、仕事で自社に寄ってくれた高岡支部会員である山辺事務機の社員さんから、中小企業家同友会のお話をお聞きしたのがきっかけでした。
 
 会に興味を持ち、まずは高岡支部主催の同友会を知る会に参加したんですが、その時の印象は、業種は違えどみんなが同じ「経営者として」という目線で話し合い、同じところを見て一所懸命取り組んでいるなと感じました。私も色々な集まりに所属しているなかで、ただ賑やかに過ごす集まりもあれば、目線が違うため話が合わない集まりもあり、同友会なら何かいいものが見つかるかもと思ったんです。以前電気工事会社に勤めていて、そこから起業したので、会社づくりに対し学びたいと思う気持ちが強くありました。

 今の事務所、問屋センターに移転したのが2012年なんですが、それまでは問屋センターの中で他社さんとの交友関係は特になかったので、入会してびっくり!すぐ後ろの通りにはアキデザインさん、高岡紙器印刷さん、金七金物店さんなどたくさん会員さんがおられて(笑)

入会後、すぐに経営理念塾を受講

 今年5月にあった高岡支部全体会で、澤川幹事長に「経営理念塾っていうのがあるけど、受けてみます?」と軽い感じで勧められて、「はい、わかりました」と特に深くも考えず、すぐ返事をしました。講義に向けての課題も、なかなか時間がとれなくて、時間に追われる形でなんとか仕上げるというような...納得できる内容のものを提出することができませんでした。講義の際は厳しい指摘をされる助言者の方も、懇親会ではぶっちゃけトークもあり、和気あいあいとした雰囲気でした。「大瀧さんは助言しにくいんだよね~」と言われたこともありました。
 結果的に経営理念は完成しませんでしたが、「経営理念はこんな風につくっていけばいいんだ」ということを勉強させてもらいました。これからが本当のスタートだと思って、社員みんなを巻き込んで作っていきたいと思います。

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 実は、一度だけ社内アンケートをとってみたんです。1講目のとき、「この会社をどう思うか、どんな会社にしていきたいか」をアンケートに書いてもらいました。アンケートを読むと、たくさん思いを書いてくれた人もいれば、全く書いてくれなかった人もいましたが、社員一人一人の違いに気がついたことも、ひとつの成果だと思っています。アンケートは社員全員で読んだんですが、それをもとに社内会議をすると、「これからはもっとワイワイガヤガヤ楽しい会社にしたい」「たきでんの名前を聞いたら、どこの会社かわかるようにしたい」という意見も出てきました。

 技術職なので、技術力を高めていきたいです。昔ながらの中小企業の良さを残しながら、若い人が先輩から技術を受け継いでもらう社風、社員それぞれがやりがいをもって働ける社風をつくっていきたいと思っています。働くことは生活の一部であり、人生です。金銭面的なことだけではなく、人間的にも成長してもらいたいと思っています。

会社として大切にしていること

 会社を創業し、初めて入社してくれた社員に現場で仕事を頼んだ時、泣きそうになるくらい感動したことを覚えています。今は社員達に自分の思いがどれくらい伝わっているのか悩むこともあって...伝わっていないなと思うことも、思ったより伝わっているなと思うこともありますが、思いを言葉で伝えるだけではなく、行動にうつしていくことが大事。

 

 私はよく周りからおとなしい人間と言われるんですが、実は結構きつい人間なんです(笑)昔は職人として、でかい声を出して注意していた時もあり、今でも技術的なことを自分が直接指導できたらいいなと思うこともありますが、ぐっとこらえています。社員それぞれ、仕事を任せてやっていかなければならないと思って。私の理想を押し付けるのではなく、フォローをするのが社長の仕事だと思っています。できるだけ色んな経験を積ませてあげたいですね。現場からの相談や施工管理も、まだ6割がた私が担当していますが、そこも少しずつ社員に任せていきたいです。

 お客様に対して誠意のないことをしたら叱ります。私達の仕事は信用商売です。例えとして、「新車を買ったらエンジンかかってあたりまえやけど、ボンネット開けて配線がくっちゃくちゃやったらどう思う?」という話を社員達にいつも伝えています。電気を流して明かりがつくのは当たり前ですが、隠れて見えなくなるところにも気を配る姿勢が何より大切だと思っています。絶対に半端なことはできないという覚悟ですね。

 現在の課題はやはり人材不足。今は未経験の方も入社し、ゼロベースでも指導し育てていける組織になってきました。福利厚生等を含め、働きやすい会社にするためにはどうすればいいか、社員が主体的に考えてもらうことが理想です。

社員さんへのインタビュー

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「入社したきっかけを教えてください」

Kさん:僕は今年7月に入社しました。全くの未経験ですが、先輩の現場に同行させてもらって教えてもらっています。覚えることは多いですね。この仕事を選んだ理由は、電気工事の仕事はこれから先も安定していると思ったからです。たくさんの仕事がAIやロボットにとってかわられると聞きますが、高度な技術が必要なこの仕事はこれからも残っていく仕事です。これからの抱負は...ひたすら技術を覚えること!社長とはよく釣りにいきます。

「この仕事のやりがいはなんですか?」

Wさん:私は入社2年目です。他の電気工事業の会社から転職しました。スーパーなど大型商業施設の仕事も増えてきたので、他社さんと一緒に同じ現場で仕事することもあり、技術だけでなく円滑に現場を進めるためのコミュニケーション力も求められていると思います。綺麗に仕上がった現場を見ると嬉しいと感じますし、何より、私達の仕事は目に見えてすぐにお客様の役に立てたことが実感できるため、そこがやりがいですね。私もまだまだ勉強が必要ですが、技術を磨いて、会社に貢献したいと思っています。ちなみに僕は釣りはしません(笑)

編集後記

 「社員を巻き込んで、みんなが納得できる経営理念をつくりたい」と語ってくださった大瀧さん。若手社員さん達も、しっかりと自分の言葉で(株)たきでんの仕事の魅力を語ってくださいました。私自身"電気はついて当たり前"という感覚に陥りがちでしたが、見えないところでプライドを持って頑張ってくださっている方の存在を感じ、背筋が伸びる思いでした。特に今や節電は社会問題。お仕事を通じて、有難いことが当たり前になってしまっている世の中に警鐘を鳴らすような取り組みを、これからもぜひ続けていってほしいと思いました。

(2018年10月18日(木)文:事務局 河崎)

 
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