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射水支部

射水支部3月例会
         『介護で人と地域を輝かせる!』            ~生きるを支える~

(22/03/28)

3月24日に射水支部例会を開催しました。

射水支部にとっては、2020年2月以来の実に2年ぶりの例会開催となります。

報告者は城南支部の中川雄哉会員(㈱コノハ 代表取締役社長)でした。

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元病棟勤務の看護師としての経験を活かし、ナーシングデイサービスを創業した中川会員は、2017年の会社設立後、すぐに城南支部の勉強会に誘われて参加することになります。

さらに数日後、その勉強会の場にいた会員から「経営理念を作らんとあかん」と誘われたことで入会を決意します。

何もわからぬまま、その年の10月から経営指針を創る会を受講

受講中は、ずっと「自社の強みは高い専門性」だと考えていました。この事業は、社会のために必ずなるという自信を持っていました。

一方で、『手段』から抜け出すことのできない自分、「介護とは何か」その目的を考え続けます。

そんな時、社員と利用者さんの様子を見ていて、ふと気が付きます。

自身の病棟勤務時代は、患者さんの命を預かる病院という場で、ずっと張り詰めた緊張感があったといいます。

ウチの社員は本当によく利用者さんを笑わせて、みんなを笑顔に変えている。

『介護』の本当の力は人を笑顔にすることじゃないか?

そう気づくことができたことが、中川会員の転機になったといいます。

その後、社員一人一人と向き合い、経営理念の説明を行います。

順調に見えていた矢先、今度は新型コロナウィルスの流行が始まります。

コロナ禍になり、生きおころために介護業界が変化し始めました。自社も社会的変化への対応が必要だ。

富山県には、全国的に見てまだ少ない訪問看護事業を開始します。

立ち上げにあたり、自分で準備を抱えていたが、若手の役員に任せたところ、なんと1か月で立ち上げまで持っていったことに驚きます。

自分の想定よりもはるかに速いスピードに成長を感じました。

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また、社会貢献活動にも事業所全体で取り組みます。

同友会の仲間と連携して、「ウエス」づくりに利用者さんととに取り組み、売り上げは全額児童養護施設に寄付しています。

地域とともにある中小企業は、そこで活動する企業の責任は?

地域で暮らす私たちにできることは何か?日々考えながら城南支部の地域づくりチームの活動にも取り組みます。

社員が生き生きと活躍していることこそ経営者としての喜びを感じる。

そのためにはまず自社の環境を整備していき、『介護』を子どもたちのあこがれの職業にしたいと中川会員は話します。

自社が取り組んでいることを発信し、介護業界を中心として社会を巻き込んでいきたい。

自社はまだ行き当たりばったり経営で、ビジョン経営ができていないと語りますが、

社員と目標を共有し、共通認識をもって経営にあたりたいと前を見る中川会員の報告でした。

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グループ討論では、「自社の存在意義を考えたことはありますか?」というテーマでおこないました。

発表では、外部環境の変化にさらされるなかで、自社の存在意義を考え続けることこそが中小企業の生き残る道だという意見や、

目標のために実行し続ける決意と継続力の大切さを学んだという意見も出ました。

報告者の中川会員、ありがとうございました。

例会参加者の皆さま、お疲れさまでした。

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