となみ野支部
となみ野ビジネス交流委員会
会員企業訪問!
7月26日(水)となみ野ビジネス交流委員会、例会行事として会員企業の訪問見学と経営環境レポートの発表が行われました。今回の見学先は有限会社潟沼塗装店様とすぐ近所で和食料理を提供している縁空様です。
「あの言葉を貰えなかったら今の自分は無かった!」㈲潟沼塗装店 代表取締役社長 潟沼秀憲氏
同友会に入会した当時、ただひたすら現場に出て汗を流して働いていた潟沼氏、バリバリ働いているので利益が出ているはずだと思っていた矢先、受けてみないかと誘われたとなみ野経営指針セミナーで某ベテラン会員から言われた一言「会社の借金いくらあるのか知ってるの?」の一言に答えられない自分に対して自身が経営の事を全く何も知らない人間だと気づき、それからひたすら財務や労働環境の改善に邁進し、今では現場はほとんど部下に任せて経営や労働環境に目を光らせ、最近は雇用関係において特に仕事が減る冬期間に今まで行ってきた一時解雇を止めて完全雇用に切り替えるなどの経営環境において一定の成果が出るまでになりました。今回はその決断の経緯、そしてまだ形が見えていないが第二創業への展望を語っていただきました。
潟沼さんの会社訪問を終えて次に向かった先は、すぐ近所で和食料理店を経営している「縁空」店主 天野秀春会員のお店を訪問しました
「駅前じゃなくて散居村の真ん中で勝負しようと思った」縁空店主 天野秀春氏
普通のサラリーマン家庭に育った天野氏は自身も最初は公務員を目指していたそうですが、あるきっかけから料理人を目指すようになり、金沢の料亭で修行の後10年前に今の場所にお店を創業されたそうです。当初は誰でも気軽に来れる居酒屋風のお店を目指していたそうですが、御客様の意見や自身の料理に対する考え、郊外店特有の問題などを考えて3年目あたりから完全予約制のお店に替えたそうです、しかし御客様は減る事も無く、7割は女性客でリピート率も高く郊外にありながら人気の高いお店になっているが、郊外にお店を抱える事で生じる経営課題や今後の縁空さんの発展に必要な要素は何か等報告を聞いた会員から様々な意見が出ました。
その後、縁空さんを貸し切って交流会の懇親会を行いました。