委員会活動
経営者大学第19期第3講
「カウンセリングから見える人との向き合い方」
経営者大学第19期第3講が6月29日、富山大学にて開催されました。
4月に開催予定だった今回の講座は、開催日直前で大学が学外者入校禁止となり、
やむなく日程の再調整となるなど...
第19期は本来2020年度の開講予定でしたが、コロナ禍で開催が危ぶまれる中、
各方面のご協力のもと、なんとか最終講まで開講できることとなりました。
この日は「カウンセリングから見える人との向き合い方」と題し、
富山大学人間発達学部の石津憲一郎先生にご講義いただきました。
他者との関係づくりのなかで、どうやったら相手のことを理解できるか。
対話を経て新たな価値を生み出すため、よりよい関係を相手と築くこと。
また、外見的な相手の個性や違いだけでなく、目に見えない内面的な個性・特性
あるいは能力の凸凹といった違いをどう認め合い、そして活かしていくかが求められます。
きわめてあいまいで不確かなものを一律に線引きするのではなく、
目に見えない違いを感じ取り、そういったことで悩んでいる方へ少しでも働きやすい環境を
つくることが人を生かす経営につながると先生はおっしゃいます。
講義のあとはグループワークを行いました。
子ども時代に大切にしていたものの絵を描き、聞き手と話し手のペアとなり、
お互いに質問して最後にその内容をまとめ相手にひと言で伝えるというワークです。
質問されていくうちに自分の記憶が掘り起こされていく感覚があり、
相手への質問する際はどうすれば相手から色々な情報を引き出せるか深く考えました。
また、自分が共感する点を探しながら、より相手に多くの情報を話してもらうためにはどうするか
3~40年前の子ども時代を振り返りながら、各チーム盛り上がっておりました。
最後に第19期の修了式として3講すべて受講した方へ修了証が授与されました。
富山大学の先生、学生の皆さまありがとうございました。
受講生の皆さまお疲れさまでした。
次回の経営者大学のご参加もお待ちしております。