城南支部
ダイバーシティ大学第2講
12月7日(水)にダイバーシティ大学第2講をサンシップ富山にて開催しました。
「誰も取り残さない共に暮らせる共生社会を創る」をテーマに全5講の学習会を開催します。
各講ごとにそれぞれの専門家の講義があり、どの回からでもご参加いただけます。
また、会員のみならず、一般の方のご参加もお待ちしておりますので、
ご友人・知人・社員さん・ご家族などお誘いのうえぜひともご参加ください。
城南支部地域づくりチームでは会員と地域で活動する各種団体の方々とともに毎月話し合いを進め、
支部例会を過去2回おこない昨年のフォーラムでは分科会を担当しました。
この度、ダイバーシティ委員会との協力のもとで本講座を開催します。
第2講は、小林涼子会員(NPO法人ハッピーウーマンプロジェクト 理事/城南支部)
「その一言が女性を苦しめる ~No more ハラスメント No more DV~」と題して
パワハラ・セクハラなど組織におけるハラスメントの問題や、家庭におけるDV(ドメスティックバイオレンス)
今回DVについては家庭内での配偶者間だけでなく、親子間や恋人間などの問題も含んでお話しいただきました。
「○○ハラ」という言葉、ここ数年でもたくさんの種類が増えてきたと思います。
令和4年4月1日より職場におけるパワーハラスメント防止措置が中小企業の事業主にも義務化されました。
パワハラと適切な指導の境界線はなんでしょうか? たがいの関係性によって生まれるハラスメントがあります。
相手を思う気持ちはちゃんと伝わってますか?自分のひとりよがりになってませんか?
DVについては富山県の調査(令和元年度)では男性の18%、女性の30%が被害を受けた経験があると回答されています。
およそ3割の家庭が何かしらの問題を抱えているといえます。
肉体、言葉、精神、性、経済、社会と暴力の種類は多くあります。
人は外と内で見せる顔が違うものです。
そういった被害を受けている社員がいれば、社員の変化にいち早く気づくことが経営者として必要ではないでしょうか。
最後は小グループに分かれて感想を話し合いました。
地域で生きる企業として、地域を支えるために何ができるのでしょうか。
令和の時代に昭和の価値観のまま生きていませんか?まずは少しずつ見直していきましょう。
講師を務めていただいた小林会員ありがとうございました。
参加者の皆さまお疲れさまでした。
----------------------------------------------------------------
第3講 2023年 1月18日 (水) 18:30~20:30 サンシップ富山ホール(予定)
講師:北嶋真人 氏(児童養護施設富山市立愛育園 家庭支援専門相談員)
テーマ:「社会に頼れない子供たち ~格差の連鎖~」
第4講 2023年 2月8日 (水) 18:30~20:30 サンシップ富山701号室(予定)
講師:沙魚川万紀子 氏(しんぐるサポート/高岡DV被害者自立支援パサパ 代表)
テーマ:「社会の仕組みからこぼれた子ども・若者をどう支える?」
第5講 2023年 3月8日 (水) 18:30~20:30 サンシップ富山701号室(予定)
講師:鮫島梓 氏(女性クリニックWe富山 医師) テーマ:「性的マイノリティの生きづらさと必要な支援」