政策委員会
勉強会『金融機関はあなたの会社をこう見ています①』
金融小委員会始動!!
最近の金融機関の方向性として支店の統廃合が進み、
融資決済は統括店舗や本部に集中している原因は金融機関の人手不足にあります。
このため事業者と面談する機会がなくなり、金融機関も経営者の皆さんが何を考えて、
これからどうしようとしているかが見えない状況になっているのです。
「だったらこちらから出向くしかない!」
第1回目は
①富山県信用保証協会 保証推進部長 浅畑氏
②富山県信用組合 常務理事 西田氏
のお二人から金融機関の本音を聞かせていただきました。
冒頭、堺委員長から金融機関との上手なつき合い方についてお話しがあり、
金融機関によってこれほど考え方が違うのかという驚きと、
中小企業ならではの悩みに寄り添う伴走型支援の懐の深さに触れ、
これからは「特段の理由なく同じ銀行とだけお付き合いしている」ではなく
「大切な決断をする時、隣にいてくれる金融機関かどうか」という視点を持つべきと知りました。
浅畑氏、西田氏のお話しから、お二人が共通して
「経営者のみなさん、絶対に資金繰り表と事業計画表を作ってください!それだけで全然違う。
それがあれば私たちは皆さんと一緒に、未来を切り拓くための話し合いができるんです」
と熱く語っておられたのも印象的でした。
第2回は
①富山県信用保証協会 保証推進部長 浅畑氏
②富山信用金庫 常勤理事 牧野氏
を予定しております。
創業間もない方、後継者の方にもとても参考になる勉強会ですので
ぜひぜひご参加ください。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
<参加者の感想>
S.N氏(後継者)
今回参加した理由は、数年後会社を継ぐ立場として、そろそろ会社の数字について本腰入れて勉強しなければと思ったからです。
実際、私はまだ会社のどの数字を見ればいいのか、どうすれば数字が良くなっていくのかがよくわかっていない状況です。
参加してみて正直、内容の半分もわからなかったのですが、
金融機関の方がおっしゃる「資金繰り表」と「事業計画」の重要性を知りました。
それらを作るための勉強会もぜひ企画してほしいです。
T.K氏(経営者)
今まで金融機関との関わり方について考えたことはありませんでした。
そんなにしょっちゅう会社に銀行担当者が来てくれるわけではなく、だいたい2年に1回ぐらいの頻度ですし、
私も決算書をもって銀行に行ったことはありません。
今回参加してみて、金融機関が会社のどういうところを見ているのかを初めて知りました。
定量的な数字だけでなく、定性的な部分、例えばお客様に対する姿勢なども見ていると知り、身が引き締まる思いです。
メインバンクとだけではなく、色んな金融機関とお付き合いをしていくメリットを学ぶことができました。