となみ野支部
目指す先は同友会三つの目的
~となみ野例会で高田吉一会員が報告
(14/06/02)
業界と自社の現状を変えたい!
となみ野支部では5月30日(金)に(株)北陸瓦販売店 代表取締役の高田吉一会員に『会社と人と地域』と題して例会報告をして頂きました。
高田会員は24歳で瓦業界に入り、36歳で現在の会社に入ります。そこで見てきたものは無断欠勤、現場での飲酒、冬期間は仕事がない為に解雇して失業保険で生計維持する、明確になっていない福利厚生、賃金体系、死亡事故と災害、などでした。そうした厳しい現実を見ながら社長になり、今まで感じてきた事を改善する為に、安全な作業環境の確保と通年雇用をすすめ、作業量の安定化を図る為に板金、雨どい、外壁、太陽光発電を手掛けながら、社員教育と自主性、人材採用と新人の定着に思い悩み、利益の低下と売り上げの減少に悩み、創る会を受講したそうです。
経営指針を創る会受講から5年
5年たった今、顧客様目線と社員目線を考える様になり、クレーム防止策、顧客様から言われた事を検討する改善委員会、社員の安全対策、納税と雇用による地域発展貢献等に取り組んでおられるそうです。目指す先は同友会の三つの目的だとお話し頂きました。これからも想いを形にしていって頂きたいと思います。
記録:藤永栄市(となみ野支部)
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