城北支部
その人らしさを活かす経営とは
~理屈より体感しよう!
2/18(火)、城北支部は富山県民会館にて2月度例会を開催し、富山および石川同友会会員・社員、学校・金融関係者を含む48名が参加しました。
今回のテーマは、『その人らしさを活かす経営とは』。昨年、障害者問題全国交流会(神奈川)に参加してたくさんの気づきを得た支部メンバーが、並々ならぬ熱意をもって企画・準備にあたりました。
当初、「障害者雇用をどう進めるか」が発想の中心でしたが、「そもそも障害とは何か?」を皆で話し合っていく過程で、大きな気づき、発想の転換がありました。
障害もひとつの「個性」と捉えられたら
私たちの会社には、性格も長所・短所も全くちがう、様々な個性を持った社員さんが活躍しています。障害も一つの「個性」と捉えることが出来れば、新たな発想や可能性を見いだせるかもしれない。
だから障害者とか健常者という区分を超えて、「(自社にとって)その人らしさを活かす経営とはどういうことかを考える」ことは、どんな立場にあろうと自分たちの共通かつ永遠の課題!と考えるようになったのです。
実際に体感してから話し合う
とは言え、このテーマはとかくあるべき論や理論に話題が傾きがち。そこで、星槎高等学校 富山学習センター相談員 末村裕美氏に協力をお願いし、「折り紙ワークショップ」、「ドラえもんワークショップ」などを参加者に実際に体感してもらい、その上でグループ討論を行う形を選びました。
「折り紙ワークショップ」
手袋をはめて紙ヒコーキをつくる。それに対し周りがマイナス言葉とプラス言葉を投げかけると・・。
「ドラえもんワークショップ」
グループ別に焼きそばの屋台をすることになり、そこにのび太とジャイアンが加わることに。二人の長所・短所を考えた上で売上トップを目指すには・・。
そして最後に、現在、障がいを持つ方が8名在籍している城北支部(株)桑原の桑原社長の体験報告があり、「その人が力を発揮できる場所は必ずあるはず。彼らは自社にとって欠かせない大切な人たちです」と語りました。