共育委員会
2020幹部と共に描く未来年表講座
第4講
(21/01/21)
『幹部とともに描く未来年表講座』の第4講が1月20日(水)に開催されました。
全6講のうちの第4講、ここから後半戦です。
今回は「経営成熟度を知る」というテーマ設定がされています。
この日に向けた課題としては、各社、あらかじめ、経営理念や経営資源から
競合分析や事業ドメインに至るまで、社内で話し合って現状分析に取り組んで
もらいました。
実は、遡ること半年前の第2講でも現状分析に取り組んでもらっているのですが、
今回、研修を通して視野が広がった状態で再び現状分析をしてもらったことにより、
その変化を自覚してもらいました。
現状分析を経た研修では、当日のワークとして、各社ごとに優先的に取り組むべき
課題を抽出し、それに対する具体策を5W2Hの視点で決めてもらい、それを会社ごと
に発表してもらいました。
この研修に通底しているテーマは「経営者と幹部の一体感の醸成」です。
その観点から、各社の発表には講師陣からも質問をさせていただきました。
厳しい質問もあったと思いますが、講師陣もあらかじめ「北風」役と「太陽」役を
決めて質問を投げかけるため、提出された資料を精査したり、真剣さを求められる
研修でした。
受講者にとっては、なかなかピリッとした研修になったはずです。
しかし、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大など、社会情勢の変動の大きさは
昨年度の比ではありません。いまが考えるチャンスです。
この研修を機縁として、経営者と幹部が忌憚なく意見を交わし、手を携えて荒波を
乗り越え、未来を描けるようになれば幸いです。
次回は自社の労働環境分析です。
経営者と労働者を繋ぐ幹部として、現状に基づいた分析をしてもらいます。
県内500社以上、全国45,000社の経営者と一緒に学んでみませんか?