城南支部
城南支部10月例会
「脱印刷会社、新たな取り組み」
~絶えず変革し新たなる価値の創造へ、全社員の幸福を求め~
10月18日(月)に城南支部例会が富山県民会館にて開催されました。
今回は城北支部会員企業である株式会社グラフから小竹秀忠氏(代表取締役)を報告者に迎えておこなわれました。
本業の印刷業から事業領域を広げ、コロナ禍の中でも新規事業を続々と展開していくグラフ
9年前に事業承継した小竹氏は、2015年に「オダケ印刷社」から「グラフ」へ社名変更します。
そして既存の印刷業からの脱皮を目指し、ビジネスモデルの再構築に取り組んできました。
現在は印刷会社の枠を超え、マーケティングやブランディング等を含めた
ワンストップサービスが可能な総合広告型企業を目指しています。
以前は、社員の残業を抑えるため、外注の割合を増やしており、その結果利益を圧迫していたそうです。
しかし自社でできることを精査し、できるなら挑戦しようと内製化を図り、外注費の削減に成功し利益増につながりました。
また、社長が何でも決定していたそうですが、新しいことを始める際にも社員に投げかけてから反応を見るようにしていき、
今では社員のほうから新しい企画が上がってくるように社内が変わってきたといいます。
昨年はコロナ禍で、自社でできることをしようと飛沫防止パネルの作成からコロナ関連の助成金の申請支援まで自社で
完結できるようにした結果、利用した飲食店などから新たにチラシやメニュー表などの印刷の受注をいただけることに
目指すのはBIGではなくGOOD
大きな企業ではなく、誰からも必要とされるGOOD企業としてお客様のお困りごとに真摯に向き合い
一緒に解決を図り、100年企業を目指してグラフの挑戦は続きます。