城南支部
2023ダイバーシティ市民大学第2講
7月12日(水)に2023ダイバーシティ市民大学第2講を女性クリニックWe!TOYAMAにて開催しました。
「誰も取り残さない共に暮らせる共生社会を創る」をテーマに今年は、全6講の学習会を開催します。
城南支部地域づくりチームは、会員と地域で活動する各種団体の方々とともに毎月話し合いを進め、
この度、ダイバーシティ委員会との協力のもとで本講座を開催します。
各講ごとにそれぞれの専門家の講義があり、どの回からでもご参加いただけます。
また、会員のみならず、一般の方のご参加もお待ちしておりますので、 ご友人・知人・社員さん・ご家族など
お誘いのうえぜひともご参加ください。
第2講テーマ:「誰もが生きやすい社会を目指して~今考えること、今行動すること」
講師:鮫島梓氏(医師/女性クリニックWe!TOYAMA)
見える障害(聴覚障害)と見えない障害(LGBT)の当事者お二人からの体験報告を交えた講義となりました。
聴覚障害といっても幅広い分類があり、話すことがやや苦手・複数の人が同時に話すと聞き取れないなど、
どこまでできて何ができないのか、手話を交えながらお話しいただきました。
就労をするうえで困っていることや、働きやすい環境をつくってほしいという要望、
また聴覚障害の程度によっては必ずしも手話コミュニケーションが必要ではないことなど。
個々の能力を見きわめつつ仕事を考えなければならないというお話がありました。
セクシャルマイノリティについて
LGBTQの生きづらさ、抱えている違和感を解消できるか
いじめや暴力の経験、不登校、自殺を考えるなど社会がプレッシャーを与えている。
職場で今からできることは何でしょうか?
トランスジェンダーの当事者の方に実体験をお話しいただきました。
①職場を選ぶときに基準、条件などはありましたか?
②就職面接で嫌な思いをしたことはありましたか?
③働いている時に困ったことはありましたか?
④逆に会社側からの対応でうれしかったことはありましたか?
⑤企業に求めること
自分が知らないことは、社会に存在していないことではありません。
「何も知らないこと」からひとりひとりの意識を高めていけるように、学びを続ける必要があります。
講義の後は簡単にグループになって感想を話し合いました。
短い時間でしたが、身近な存在としてマイノリティをとらえているか、過去の経験など
まだまだ話したりないような様子でした。
講師を務めていただいた皆様ありがとうございました。
参加者の皆さまお疲れさまでした。
第3講 2023年 9月13日 (水) 18:30~20:30 会場:サンシップ富山
講師:川田 由記子 氏(ハッピーウーマンプロジェクト 理事/事務局長)
種部 恭子 氏(女性クリニックWe!TOYAMA 代表/県議会議員)
テーマ:「若年女性が生きづらい日本の社会!DV被害は、よそ事ではない!」
第4講 2023年 10月11日 (水) 18:30~20:30 会場:サンシップ富山
講師:荒木 信幸 氏(㈲荒木商会 代表取締役) 水野 薫 氏((一社)Ponteとやま 理事長)
テーマ:「生きづらさを抱える今の若者たち 自立支援の先に」
第5講 2023年 11月8日 (水) 18:30~20:30 会場:サンシップ富山
講師:北嶋 真人 氏(児童養護施設富山市立愛育園 家庭支援専門相談員)
小林 涼子 氏(NPO法人ハッピーウーマンプロジェクト 理事/フェミニストカウンセラー)
テーマ:「虐待を受けている子どもたち、大人になった子どもたち~行政の支援が届かない現状に~」
第6講 2023年 2月14日 (水) 18:30~20:30 会場:サンシップ富山
講師:高堂 茂樹 氏(富山県立雄峰高校 教諭)
テーマ:「定時制教育の現場から見えてくる、子どもたちを取り巻く環境」