全県行事
第33回経営研究フォーラム第3分科会
(23/11/16)
■第3分科会
「経営理念をもとに木育で未来へつなぐ地域づくり」
報告者:岸田毅氏 岸田木材㈱ 代表取締役/富山県中小企業家同友会 前氷見支部長
第3分科会は地元富山県の岸田さん(前氷見支部長)に報告頂きました。
岸田さんの想いに共感した地元の仲間も巻き込み「ひみ里山杉活用協議会」で
集い活動し様々な夢が広がっていく様子を地元愛たっぷりに報告されました。
とても明るい未来を感じる報告となりました。
富山県ではあまり評価されていなかった氷見産の杉をブランド化していくことは大変であったと思います。
特に固定観念の強い地元富山県人に浸透させるのはとても苦労があったのではと想像します。
しかし「ひみ里山杉」と銘打ちブランディングを進めていくことで一気に価値を上げていかれたように思います。
また木育(もくいく)として氷見の子供たちに海以上に里山を考えてもらう活動を仲間と地道にやっておられます。
これは進学や就職で地元を離れていこうとも「私達のMIHI(氷見)」として子供の心にしっかりと刻みこまれていくでしょう。
二十年後になるかもしれませんが木育が刻まれた子供達が大人になって地元に帰還した時に想いを引継いでいってもらえるでしょう。
目先の事ではなく将来を見据えた長い長い活動となりますが、
地元に根差した地元中小企業の出来る地域貢献としてこれからも応援していきたいと思います。
その為にもこの地域貢献活動がボランティア、趣味と言われない様に
これからも収益にも目を向け持続可能な活動として進んでいかれることをお祈りしております。
岸田さん未来につながる夢のあるお話ありがとうございました。
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