全県行事
今こそふみだそう、強靱な企業づくりへ
-経営フォーラムに191名が参加-
今こそふみだそう、強靱な企業づくりへ 経営フォーラムに191名が参加
「今こそふみだそう、強靱な企業づくりへ」をメインテーマに、11月8日(金)、サンシップとやまにおいて、第24回経営研究フォーラムを行いました。見学分科会を含む5つの分科会と記念講演に、会内外の経営者、行政、金融機関など191名が参加。各分科会テーマに基づいた事例報告を行い、その後、熱い討論を繰り広げ、学び合いました。
分科会は、①分科会「新しい仕事づくり」では連携トネットワーク化、②分科会「付加価値を高める」では自社の強みと独自性の発揮、③分科会「経営指針の実践」では経営指針の全社的実践と企業ビジョン、④分科会「人を生かす経営」では人が育つ組織づくり、⑤分科会「元気な地域づくり」では中小企業振興基本条例などについいて、それぞれ深める内容で行いました。
記念講演は、愛知同友会代表理事の加藤明彦氏(エイベックス㈱ 代表取締役会長)が、「市場創造と人材育成で、危機をチャンスに!〜売上7割ダウンから、黒字体質への道〜」と題して講演。リーマンショックによる苦境を、同友会で学び実践してきた明確な経営指針と社員の知恵を集めた全社一丸体制で乗り切り、黒字体質の企業へと変革してきた実践を語りました。
参加者からは、「地域の資源を見直し、仕事づくりに取り組みたい」「本気で自分の仕事の意義を考える必要性を再認識した」「社員に幸せな人生を送ってもらうのが社長の仕事だと気づいた」「行政も企業も、地域を良くしていくために力を合わせていくことが大切」「社員と共に考え、情報を共有し、議論して問題を解決していく」など、あらたな課題と実践の方向性を見出したフォーラムとなりました。(アンケート集計)
◎宮野用水発電所を見学する参加者(第1分科会)
◎世界一笑顔になれる米屋さんをめざす、兵庫同友会の川崎恭雄氏(第2分科会)
◎中期ビジョンの実践を語る、小柴雅信氏(㈱コージン)と中尾吉成氏(㈱中尾清月堂)
◎グループ討論「社員をその気にさせるには...」(第4分科会)
◎県内11の市町から行政担当者も参加し、経営者と意見交換(第5分科会)