青年部会
最善最幸の能力を引き出す現場づくりへ
青年部特別例会に172名
会内外から172名が参加してワークショップも体験
10月19日(土)富山問屋センター流通会館大ホールにて青年部特別例会が開催され、会内外から172名が参加しました。 講師は(株)ネッツトヨタ南国 取締役で(株)ビスタワークス研究所 代表取締役の大原光泰氏。全国のトヨタ自動車系ディーラ-の中で、顧客満足度12年連続日本一を誇る(株)ネッツトヨタ南国の「人を育む経営」を支え、推進するエンジンとして役割を担っておられます。
以下に参加者の感想を掲載します。
参加者の感想
(有)とと屋 坂井正彦
富山同友会青年部会で特別オープン例会を行いました。
ビスタワークス研究所代表取締、そしてネッツトヨタ南国取締役である大原光泰さんをお招きし、人を育む経営について、自身の経験を踏まえて講演していただきました。
これから求められる人材は、「自分で考えて、善きことを判断し、実践し続ける人」であり、知識の詰め込みだけではなく、「自分ならどうするか?自分ならどうしたいか?」と、しっかりと自分で考えられる人財を育てる事が重要である事と、大切なのは、ルールでなく、「道徳」で仕事に向き合である、というお話がありました。
ネッツトヨタ南国では、お互いの仲が良いだけでなく、自分が自分に厳しく、しっかりと自分で考える土壌作りの為、新入社員には視覚障害者のお遍路周りを手助けする研修を行っている等、自社で実際の取り組みについてもお話をいただきました。
また、現代の若者には「ほどほど族」呼ばれる、面倒を嫌い昇進もしないでほどほどで満足する人が増えているので、本来日本人が持っている他人任せにせずに家族を自分で守り、人の役に立とうとする精神見直し、かつて日本が世界から尊敬された日本流の経営こそが中小企業の有り方ではないか、との事でした。
確かに、現代の欧米型のビジネススタイルでは家族や仲間、お客様という言葉が口から出ても最終的には「人の役立つ為に」という精神を忘れがちになっている事に気付かされました。この気付きを自社に持ち帰り、日本人とは何か、何をすべきかを考え、実践しようと思います。
何事も思いが大事、やれば出来る!
この例会は青年部会メンバーが約半年間かけて準備してきました。会外に対して発信することもほとんど初めての経験。「大原さんのお話を多くの人に聞いてもらいたい」が開催の最も大きな動機でしたが、進めていく過程で、「会内外に同友会と青年部を知ってもらおう!」「メンバー同士の絆を深める機会にしよう!」という気持ちがどんどん大きくなっていきました。講師との折衝、会場さがし、チケット作成と販売、マスコミへの告知、駐車場の整理、例会の進行・・など すべて部会メンバーが役割を分担しあってこの日を迎えたのです。
結果として登録で200名超、当日172名の参加があり、部会メンバーは、ほぼ満員となった会場を眺めながら、「何事も思いが大事。やれば出来るんだ!」との思いを強く持ちました。