となみ野支部

去る８月２８日（水）砺波市農村環境改善センターにて「職人から経営者へ　家業から企業へ」と題して有限会社潟沼塗装店代表取締役　潟沼秀憲氏に報告していただきました。

今回、潟沼氏が自ら例会報告をさせてほしいと志願したこともあり、となみ野支部としても、志願してくれた潟沼会員のために、この例会を絶対成功させなければならないと並々ならぬ勢いでPRしてきたおかげか、はたまた潟沼氏の人望のなせる業か開催３日前から参加者が増えて例会当日は会員、ゲスト合わせて７０名以上の参加をいただきました。

報告では潟沼氏の生い立ちから家業である塗装業に就職、経営者団体への入会、ある人との出会いから同友会を知り入会、経営指針を創る会で学び、ある会員の一言から自社の状況に危機感を覚えて「職人から経営者に、家業から企業へ」変わるために潟沼氏がどのように行動したのかを赤裸々にお話しされました。

その後、各グループで「１０年後、あなたの会社はどうなっていますか？」を討論テーマに会員とゲストがそれぞれの自社への想いや現状、課題をぶつけ合い、どのグループも深い討論となったようです。

今回の例会に参加されたゲストの方々からは「潟沼さんの話を聴いて、自分の会社の未来を考えた」「今は経営のことで頭がいっぱいだけど現状のことだけ考えていてもだめだと思った」「今の自分は職人なのか経営者なのかと考えた」など様々な意見があり、後の懇親会の席でみんなと一緒に経営の勉強したいと言って入会を宣言するゲストさんもおられて、例会、懇親会ともに近年稀にみる大成功の例会となりました。

となみ野支部幹事長　山下　泰史