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新川支部

磯部 正和 会員

磯部 正和(2021年入会・新川支部

磯部 正和
日本総合療術㈱モトマチトレーニングジム 代表取締役

〒930-0035 富山県富山市清水中町3-14 ザ・セイントハウスイズミ1-A

TEL: 090-9444-8500

業種: パーソナルトレーニングと体の疲れ、コリ、歪みを改善する施術を行う。

お客様一人ひとりの思い・願いに寄り添う!少しの違和感も見逃さない!

リラクゼーション・整体にしかできない価値を生み出す

事務局が企業訪問してきました

新川支部 磯部 正和さんのもとにお邪魔させていただきました。
磯部さんは2021年5月に入会され、新川支部の副支部長を務めておられます。いつもはつらつとした声と明るい笑顔で支部を盛り上げておられ、会外問わず交友関係がとても広いことが印象的な方です。
今回は磯部さんのトレーニングジムに実際にお邪魔して、支部の新しい取り組みを始めようとなった経緯や、ご自身の展望などお伺いしました。

【自社の事業内容】

パーソナルトレーニングジムとリラクゼーションサービスの提供を行っております。お客様の健康作り全般が弊社の事業です。
パーソナルっていうのは、「その人自身に合った」メニューのご提供ができるということです。その人自身に合わせたトレーニングメニューであったり、体の調子を見ながらメニューを変えたりできるわけです。そこが通常のジムとの大きな違いかなと思います。

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数あるトレーニングジムの中でも弊社を選んでいただくのには理由があって、その1つとしてまずは正しい運動の仕方を知っていただくことに注力しています。学生時代の部活のように、きついことが良い運動なのかというと決してそういうわけではないんですね。
ですので、まず弊社では正しい運動が何かをまず知ってもらうということから始めます。
もう1つ特徴的な点として、私自身が整体・トレーニングの資格を持っており、1人の人間が整体とトレーニングの両方できるというということです。
接骨院の先生やマッサージ師の方で私よりも施術が上手な方はたくさんいらっしゃると思いますが、それと同時にトレーニングの指導もできるインストラクターの資格を持っている方はあまりおられないと思います。
私は日本で100番目くらいのインストラクターかもしれませんが、整体も100番に入っていれば実際の価値はもっと高くなるんじゃないかと。それぞれ20年以上経験がありますから、その点が弊社の強みであると思います。

【同友会入会のきっかけ】

2011年7月に、前職で舟橋・立山天然温泉湯めごこちの立ち上げを行うために富山県へ転勤してきました。
その後独立したのですが、兵庫県出身で縁もゆかりもなく富山県に来たので、知り合いが全くおらず同級生もいなかったわけです。法人化するにあたって人脈を作るために色々な経営者団体の集まりや異業種交流会に参加していたときに、村中 まりさん(新川支部長/㈱Produce M 代表取締役)と出会いました。
私は急に独立することになったので、経営の勉強や経営者としての心構えだとか何も分からない状況でした。そんなときに「経営者としての学びがあるよ」と教えていただき、2021年5月に入会しました。

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―磯部さんはすごく交友関係が広いイメージがあります。縁もゆかりもない富山県で、どのように交流を広げられたんですか?

先ほども話しましたが、本当に様々な経営者団体・交流会にとりあえず参加したり入会していました。
独立して会社の代表となったからには、やるしかないという気持ちでしたから。最低でも1年~2年は活動に積極的に参加して、役も務めました。そうやって交友関係を広げていき、1年で500名以上の方と名刺交換させていただきましたね。
まずは自分のことを知ってもらう・覚えてもらうことが必要だったので、どこに行くときもジムの名前が入ったシャツを着て行きました。それはいまだに続けていて、仕事で飲みに行くときもこの格好です(笑)

【同友会で学んだこと、学んで実践したことや変化したこと】

理念を共有することの大切さを学びました。
同友会で学ぶ前から、自分自身で理念だったりマニフェストの大切さというのは分かっていましたし、実際独立してからすぐの頃使っていた手帳に自分で考えた理念を書き込んでいました。
何も分かっていないなりに他社の理念を調べてメモしたりしていたんです。当時考えた理念はジムのユニフォームの背中にも印刷していたんですが、絵に描いた餅でしかなかったんですよね。
ですから、最近は社員研修で理念を共有することを大切にしようと変化しました。職業柄、人に教えることが多い立場なので、"共育"ということも意識して行動するようになりました。

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先日の新川支部例会「経営指針の凄さ!~自社と地域の関わりと実践することの意味~」にも弊社の社員に参加してもらいました。社員からは、「普段社長がどういうことを考えて共有されているのか理解できました」という風に言ってくれました。
これまでは自分さえ良ければ・分かっていればいいという考えだったのが、従業員と共有するという大切さに気付けたことは大きな変化だと思っています。


―支部でも新しい取り組みを始められたとお聞きしました。

そうなんです。今年度新川支部では新しく「新川年表」という取り組みを始めました。前年度まで行っていた「新川指針入門」では、自社の年表を作る機会がありました。自社であれば、創業者が誰で・こういうことがあって...というように作りますが、支部の年表って書けないんじゃないかとなりまして。

新川支部は新会員の方も多いので、数年前までは知っている方がいてもそれ以前を知らないんですね。
新川らしいねと他支部の会員の方々に言われても、何が新川らしいのか分からないわけです。「新川らしい」っていうのを深堀りしようと、歴代の支部長や代表理事の方々をお招きして同友会の歴史について教えていただくことで、今いる会員にとって同友会への理解が深まるんじゃないかと考えてこの新事業を始めようとなりました。理解が深まれば、同友会活動に参加する方々も増加していくんじゃないかという狙いもあります。

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(先日開催された『新川年表 第1回目』の様子)

【働く上で自分の中で大切にしていること】

お客様の思いや願いに寄り添うということです。
弊社に来られる方は、体に何かしらの不調を抱えられていることが多いんです。
そんな中で、説明できない不調を抱えておられる方も少なくありません。でも病院に行っても特に異常は無いから様子見になってしまう...。そんな状況に向き合って、歩き方1つだったり些細なことも見逃さずにお客様一人一人に向き合う姿勢を大切にしています。

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【今後の展望や挑戦していきたいこと】

リラクゼーションやトレーニングを通じて、医療では治せないような悩みを抱える方々の力になりたいと考えています。

お医者様の考える完治とお客様の考える完治って基準が違うんですね。
例えば膝が痛くて人工関節にしたお客様がいたとすると、医療の目線から考えると人工関節にした時点で治しているわけです。でもお客様側からすると、人工関節になってそこから違和感無く歩けたり運動できることが完治なわけです。
そういったお客様が来られた時に筋肉をほぐしてあげる施術を行うと、痛みが和らいだりするんです。医療ではできないことでお客様を助けていければなと。
お客様にもっと寄り添って、私たちだからこそ症状を和らげられることもあると思うので、その点を強化していきたいと考えています。

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(事務局もトレーニングを少し体験させていただきました)


―フィットネス・リラクゼーション業界の未来をどういう風に考えておられますか?

今は大人メインの業態になっていて、どこで運動すればいいか分からない・どうやって運動すればいいか分からないという方々に弊社を選んでいただいています。ですが、体が悪くなるきっかけって実は10代の頃から始まっているんですね。最近子ども整体という事業も始めまして、小学校高学年くらいの子どもの成長から見ていくんです。大体の整体やジムは高校生以上からしか行けないんですが、10歳程度の子どもこそ必要で、姿勢だったり歩き方を見て修正してあげる必要があります。

何故かは分かりませんが、だいたいの大人が「子どもだから大丈夫」という風に子どもの癖だったり違和感を見逃しているんですよね。でも現在はそうも言ってられないようになってきています。
例えば、大人で歯の嚙み合わせが1ミリでもずれているとすごく違和感がありますよね。靴も1センチ大きかったら同じように感じます。
でも、子どもには合っていないサイズの靴を履かせたりしませんか?合っていないサイズの靴を履いていると、足の形が変わってそのまま成長していってしまいます。そんな風に成長した足の上に良い腰ができるわけないですよね。

だから3歳までにやったほうがいい運動だったり体の使い方を教えたりすると、その人の能力自体も変わってくるんじゃないかなと。
ですから、子どもも安心して利用できるような場所・環境を作っていきたいですね。

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《訪問しての感想》

今回初めて磯部さんのジムにお邪魔して、広くて様々なトレーニング機具が揃っている環境を拝見し、この環境でパーソナル指導していただけるのはとても魅力的だと感じました。
現在よりも少子高齢化が進むことが予測される中で、いかに自分の力で、自分の体で歩いたり運動したりできるかが重要になってくるのではないかと思います。
磯部さんがおっしゃられたように、子どもの未来を考えて小さい頃からしっかりした体づくりをしていかなければなりませんね!

磯部さん
お忙しい中貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

(訪問日:2024年6月26日 文:事務局 岡本/写真:事務局 岡本・澤田)

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